お盆・夏休みの時期・特に気をつけたい事!!離岸流 by Hideyoshi Tanaka youtube

今朝の海は風も弱かったのですが、9時頃から南風が強まりオンショアの波が少しだけ有ります!!

また、ここ数日涼しかったのも束の間、また再び猛暑がやって来たので水分補給をこまめにし熱中症などに気を付けて下さい。

さて、今週末からお盆が始まり、一般の方は大型連休の夏休みに入るかと思います。

そして、この2・3年の間ウィルス問題に寄る自粛要請や規制がある中、解除になったタイミングで多くの方や家族が太陽の日を浴びるべく海や山のアウトドアへ出掛け、その際に感じた気持ちの良さや自然の素晴らしさを体感し、中にはサーフィンを始めた方も多いかと思います。

そこで最近始めた初心者の方は特に、これからお伝えする事は凄く大事なことなので是非最後までご覧になって下さい👍

これから台風シーズンに入り、例年だとこのお盆辺りにも台風が来てたかと思いますが今年はどうなることか?!

またこの時期には、よくニュースなどで海や川で溺れたり沖に流されてレスキューを要請する事故が多発します!!

そしてサーファーが気を付けなければならない事は、離岸流が発生する箇所があり知らぬ間に流される場合が有るのです。

特に長い海岸線が続く場所には、押し寄せる波の力が何処かに逃げるカレント(離岸流)現象が発生し、知らぬ間に沖へ流されるケースも多々有ります。

絵参考:海上保安庁ホームページ

その離岸流は、十数メートルの幅で沖へ流れることで、気づいた時にはかなり沖へ流されているケースも?!

また、ヘッドランドと言われる石垣やテトラポットが沖に突き出したところは、特にそれ沿いに沖に向かって流れが発生します。その流れはアッと言う間に流される事も有ります。

経験のあるサーファーや自然のメカニズムを熟知している方は、逆にそのカレントを利用して沖へパドルアウトするケースも有り、そこで楽そうに沖へ出る姿を真似して初心者の方も着いて行くケースもあるのではないかと思います。

でもその行為は危険が潜んでいます!!

Photo:茅ヶ崎パークPに建っている看板です。

そのヘッドランドの突端にテトラポットが敷き詰められている場合、時にはそのテトラの隙間の中へ引き摺り込まれる恐れも有り、過去に私の知人も吸い込まれ、板は捨てて3ピースに折れ、テトラの奥に吸い込まれそうになったが、渾身の力を振り絞って何とか攀じ登って手足や身体がズタズタになり怪我したけど一命を取り留めた事例が!!その時、冗談抜きで死を覚悟したそうです!!

そこで先日、JPSAプロサーファーでグランドチャンピオンの戦歴を持つ千葉出身の田中英義プロが、youtubeにてその回避の仕方やどの様に対処したら良いかを彼自ら実践する、非常に分かり易い動画を投稿されていたので、氏にリンクさせて頂きたくお伺いし、快く了承して頂いたのでぜひご覧ください👍

Photo切抜:田中英義プロ。

リンク↓

田中英義プロ有難うございました🙏

最後に、もう一度文章にて説明します。

これらの離岸流に乗って沖に流されてしまった場合、経験のない方は特にその流れの岸へ向かってパドルバックしようとしますが、体力も消耗しどんどん沖へ流されます。そこで落ち着いて判断し、恐らく数メートルか十数メートルの幅の両側にパドルすればその流れから出て岸に戻れるかと思います。

ここ最近女性の方や親子で始めるサーファー家族が多くなり嬉しい限りですが、この情報を知っていれば回避も出来ます!!サーシーズンの夏休みを呉々も気を付けて楽しんでください👍